丹波かるたを作りたい

はろう。ごきげんよう。
何はともあれ夏がすき!しかし暑いよ。灼熱の国、丹波。もとい冷房のない我が家。最近のはなやぎはインドより暑い。
台風目前の今日は少しだけ涼やかだけども、古民家の我が家がどうなることやら若干心配です。みなさん良いお盆をすごしてますか?

ベトナムでバカンスできるわ、ということで帰省を先延ばしにしました


上毛かるたを知っていますか?

丹波へ移住する直前に、群馬の友人宅を訪れて初めて知ったのですが、群馬には「上毛かるた」という素敵なかるたがあるそうなのです。

そもそもは、戦後に歴史や地理の教育が停止されたことから「これじゃいかん」ということで作られたものらしいのですが、群馬の子供達に長く長く、遊びとして受け継がれてきたのだとか。

小学校で必ず練習するので、「九九」みたいにともかく暗記してしまってるらしいのですが、大人になってその意味や位置関係が分かるようになると、改めて地元のことが分かって良いなあと感じるのだ、と教えてくれました。

私は自分のアイデンティティが土地に根付いていないことを気にしていたという話をブログ1話目で書きましたが、このかるたの話を聞いた時、なんだかビビーン!ときちゃったのです。これ、私が丹波でつくりたい!

地元を好きになるというのは、なにも子供時代や学生時代の思い出がそこにあるからじゃなくても良いと思うんだ。
好きな風景とか匂いとか、民話でもいい。「何もない」と思っていた地元に実はドラクエみたいな洞窟や伝説があったなら、どうよ? ワクワクするでしょ?
おしゃれなカフェも雑貨屋さんも素敵だけど、そんなすでに「ある」ドラクエ的な何かに、私は出会ってみたいと思っちゃったのです。

丹波に移って約1ヶ月半、これまで出会えたくさんの愉快で素敵な人たちと、我が家の魅力は存分にお伝えできますが、まだまだ丹波そのものの魅力は未開拓な私です。
ただの思いつきだけど、丹波かるた五十音の旅はそんな私にとって、とてもナイスなイベントになる!はず!きゃー!

急にラジオに出ることになったひょん

思い立ったその日から「丹波かるたを作りたい」と歌うように口にしていたら、「なんかソレ面白そうだからラジオで喋ってみたら?」とある日急に誘われたひょん。ここはひょんの国、TAMBA。

まかない目当てで働けるくらい美味しいんだよ、べんちゃんのお蕎麦!


そんなナイスなお誘いをしてくれたのは、山南町のナイスなお蕎麦屋さん「木琴」の店主、べんちゃんだ。たまたまお店が人手不足で、めぐりめぐってハッピーニートの私にお手伝いのお話が回ってきたのが、ひょんのきっかけでした。
自称後期高齢者のべんちゃんは、お蕎麦屋を作ったり、ロードバイクを乗りまわしたり、ローカルラジオ局「805たんば」で番組をつくっちゃったりと、ともかくHP高めのナイスな御人です。こんなに楽しそうな後期高齢期が待っているんだとしたら、この先何十年とかなり楽しみにやっていけるなーと思わされてしまう、ハッピー野郎の大先輩。

人ん家感がすごい丹波のラジオ局

ラジオはというと、べんちゃんと愉快な仲間たちにあれやこれやと質問してもらって、手取り足取りヨイショしてもらって、「丹波かるたをつくりたい」という話そっちのけで、ただの私の自己紹介で1時間が終わってしまった!
自慢じゃないけど日直の挨拶でお腹が痛くなるほど緊張しーだった私の、このおしゃべりくそやろうへの変貌ぶりに引く。本人としてはこちらの方が快適だけども、調子に乗ると降りられないという難点があるので、思いつくままに喋っていたあの日、私の話がどの程度伝わったかに関しては、今更ながら不安しかないです。

それでも喋り足りないくらい楽しかったよう!

とにもかくにもローカルとはいえ生まれてはじめてのラジオ体験、とってもとっても楽しかったです。きゃー!

丹波のみなさんへご協力のお願いです!

さて本題のかるたへお話を戻します。こういうわけで、てんこ盛りのひょんというご縁をいただいてこの土地に住むことになった私の、この土地の事を知って繋がりたいというおたのしみプロジェクト。いわば自由研究です。
よそ者視点で楽しんで、てんこ盛りなご縁に何かしらお返しができたらさらに嬉しいな、なんて思っております。
正式な募集要項はまだしっかりとは決めていないのですが、そんなわけで、地元の皆様にどうかご協力いただきたいのです!個人の自由研究なので謝礼その他をご用意できるわけではないですし、どのくらいの時間がかかってしまうものかも分からないのですが、面白そうじゃん!と思ってくださる方がいたら夏休みの宿題的に参加してもらえたらとっても嬉しい!です。

募集内容は今後多少加筆修正の可能性がありますが、現時点でゆるーく下記のように考えています:

●語り継ぎたい丹波の歴史や民話、季節の行事や素敵な自然スポットなど、
かるたにしたい丹波自慢の短歌
●個人名やお店の名前ではなく、地名や土地にまつわる文言の入った短歌
●短歌は五七五七七を基本に、語呂が良かったら字余りも可
●場所やイベントの場合は、なるべく私がその場所にいけるものであると嬉しいです
*頂いた短歌は、かるたにするにあたり多少修正させていただく事をご了承ください。
*50音に振り分けるため、頂いた全てのアイディアを採用できない場合があります。どうかご了承ください。
*短歌にするのが難しいけど、キーワードとアイディアならあるよ!という方もぜひご連絡ください。

こんな感じです。
これをきっかけに丹波を旅して、あたらしいご縁ができたら嬉しいなあと思っています。メガ盛りのご縁ができますように。ふふふ。

まだ思いつきで駆け出しの段階ですが、面白そうと思ってもらえたら、この募集をシェアして頂けたらさらにさらに嬉しいです!
こ連絡はブログトップのコンタクトフォームより、お名前かニックネームを添えてお送りください。

丹波のステキがつまった一句をぜひぜひお待ちしております!!!
くれぐれも台風には注意して、良い夏休みをお過ごしください。
かしこ☆

宮城県生まれ南仏育ちのイラストレーター|デザイナー

2 Comments

  1. タケさん
    2019年8月15日

    面白そうな取り組み!!
    短歌考えてみまーす!

    返信
    1. saika
      2019年8月16日

      タケさん、ありがとうございます!ぜひぜひ丹波のステキを教えてください!どうそよろしくお願いします^^!

      返信

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