表現アートセラピー

EXPRESSIVE ART THERAPY

うまいとか きれいとか 
そんな一切の評価が不要だと思える時間

感覚に身を委ねることは
最初は少しだけ怖い
でもその先で
私 はちゃんと 私 を待っている

自分の内側に起こっている事を、
観察してみる
表現してみる
いまここは、どんな感じ?

表現アートセラピー(Expressive Art Therapy)は、表現することで様々な心の状態と向き合う事を手助けしてくれる、アメリカ発祥のアートセラピーです。

“セラピー”と聞くと、傷ついた人のための特別な行為のように聞こえますが、そんなことはありません。
私たちが普段、美容室や歯科に通うように、ネイルやマッサージに行くように、健診や車検を受けるように、「心」もケアを必要としています。

ただ少し違うのは、心のケアには痛みの大きさや原因を測る数値や、飲めば治る特効薬や、苦しみを切り取る手術もないこと。なので自分自身が、奥底の「私」の声を聞き取ってあげる必要があるのです。

表現アートは、そのための一つのアプローチです。
ついやってしまう行動のクセ、思考のクセ、感情のクセ。
それまで気に留めていなかった自分のいろいろな部分に、興味を持ってあげること。そして「今ここ」で感じていることを五感を使って表現することは、とても大切なこころのトリートメントになってくれます。

私たちは、つい自分を批判したり反省したりすることで「前向きに変化」しようとしがちですが、ここでチャンレンジしてみるのは、あるがままの自分をジャッジせず見つめること、そしてそれを表現することです。
評価されないただの表現を通して、自分自身と関わること。それは自分の本当の力強さと再び出会うための勇気あるプロセスです。

*表現アートを通して私自身が体験したことをこちらでご紹介しています。あくまで個人的な体験談なので参考になるかはわかりませんが、よかったらどうぞ。

ABOUT

どんなことをするの?

表現アートは、様々な方法を使って感情や感覚を表現することで、自分の状態や本音に気づいていくプロセスワークです。深い悩みはもちろん、なんとなくモヤモヤと感じる小さな違和感や不安、対人関係など、扱えるテーマは様々です。思考の声を優先するのではなく、感情や感覚の声に耳を傾けることで、自分とつながることを目的としています。

表現したものをさらに観察する

スケッチを思いうかべてみてください。対象をそっくりに描こうと思う時、手元ばかりを見ていたり、自分のイメージだけで描いていると、実際のものとはズレていきます。ワークでは感情や感覚という対象を、無理に前向きに歪めることなく、無視することもなく、あるがままを 観察しー表現しーさらに観察することを繰り返すことで、スケッチの歪みに気づいていきます。

私が受け取る私からのメッセージ

表現したものを、誰かが分析したり評価することはありません。ただ、分析や評価ではなく、表現から感じたことを「シェア」する時間を大切にしています。ジャッジを極力しないで、自分自身、または他者と過ごす時間を味わってみてください。ワークを体験する中で、その時の自分の状態やレベルに合った向き合い方ができるはずです。

表現なんてやったことないけど…

表現=評価 と教えられてきた私たちが、これに怖れや居心地の悪さを感じるのは当然です(私もそうでした!)。だからこそ、評価も分析もされない安全な場で、感覚や感情に素直にアウトプットするという事には、とても大きな意味があります。表現に関する一切の経験は不要ですので、安心してチャレンジしてみてください。

WORKSHOP AND SESSION

ワークショップ

コドモからオトナまで、遊びからセラピーまで。
自分以外の誰かがいてくれるから気づけることや、自分一人では経験できない変化が沢山あります。他者とかかわる事と、自分自身とかかわる事って、きっと同じことなんじゃないかなと思うのです。

個人セッション

悩みや不調について、集中的に取り組むことをサポートします。
一回のセッションの時間はワークショップよりも短くなりますが、その時々の状態にあったアプローチを使って、心や身体と向き合ってみましょう。