先日ヴィパッサナーで宇宙体験してきたお話をしたばかりの私ですが、やっぱり外の世界は楽しくて美しくて、この世が終わっていなくて本当によかったです。
ビバ、シャバ！
フェスや合宿や旅から帰る時は必ずちょっとだけ「外の世界が終わっていたらどうしよう」とか妄想するノイローゼ気味な私だよ。はあ。
わたしは元ヤンじゃない
さて、私のやりたいことを叶えていくキャンペーンの重要項目が、実は瞑想前にひとつ叶っておりましたよ。
これまでシティガール然としていた私、人生で初めてくるまを買いました！
わーい！ぱちぱちぱち！
この、キティちゃんのマスコットとかぶら下がってそうな感じの、ピンクのファーとか敷いてありそうな感じの、ココナッツの匂いとかしてそうな感じの、この子が私の新しいお友達。
どうでもいいけど私、よく元ヤンや元ギャルと勘違いされることが多いのですが、全力でなんでやねんと言いたい。
ポスカでカバンに落書きとかしてたギャルビッチな青春への憧れはあるけれど、キティちゃんのマスコットとかピンクのファーとかココナッツの匂いとか一切させないで、この子は無骨な感じで育てていきたいと思います。私のへっぽこな運転と共にね。
おっちゃんの謎の口説きに耐えて
車というものを買ったことがないので、そんなん全部一緒じゃんと思っていたが、いざ買うとなると色んなことを考えたり、チェックしたりしなきゃいけなくて、面倒くさくもとても楽しいではないか。
悩みに悩んで見つけたのこのアトレーワゴン は、ちょっとお年は召しているが走行距離五万未満でおよそ３０万円。私の色々な事情にまさにちょうどよかった。
ということで、丹波から宝塚まで試乗に行くことにしたのだが、途中で寝過ごしたため１時間ほど遅刻した私を迎えてくれた車屋のおっちゃんは少しこわかった。
車内でエグザイルの映像を流しているそのおっちゃん、遅刻したのは私が悪いので「俺、最近実際よりも若く見られんねん」という投げかけに対して私が「42歳くらいですか？」という気遣いをみせると、「よくそれくらいって言われるけど49やねん^^」と、ちゃんと49歳に見える笑顔で答えてくれた。
怒っていない。ほっ。
そこから購入にかけてしばし談笑していると、私ははからずも、おっちゃんの「やる気スイッチ」を押してしまっていたようだった。
私には、おっさんホイホイという自慢にもならない鬱陶しい特殊能力があるよううなのですが、今回もやらかしていたみたいだった。大概ホイホイ寄ってくるおっさんは「俺が結婚してなかったら〜」とか「俺があと２０若かったら〜」などと、コチラにも選択権があるということを完全に度外視したタラレバな妄想を平気でなげかけて来るのが特徴なのだが、このおっちゃんもその例に漏れていなかった。
めんどうくさい。(꒪ཀ꒪)
こういう時は、少しでも遠慮して「ははは^^」などと愛想笑いをしてはいけない。こういうおっさんたちは「悪い人」ではないけれど「バカ」なので、侮蔑の念を込めつつも空気を悪くしないためにあくまで明るく、しかし明確にアウトであるということを伝えなければならない。
こういうホイホイ系のおっさんは人の言葉を勝手に都合よく脳内変換する傾向にあるので、つまりは話すこと自体が無駄である。早いとこ手続きを終わらせて帰りたい。
しかし私の「まじムリ」を何かしら都合よく変換し気を良くした車屋のおっちゃんは、「お古やけどあげるわ」とか言いながらオーディオやらミラーやらをサービスしてくれた。こんくらいしてもらわないと割に合わないくらいめんどくさかったが、耐えた甲斐があった。ラッキー。
お家に来たけどもう入院かよ
アトレー君の乗り心地は無骨ながらも快適、戦利品のオーディオもなかなかに調子が良い。やっと足も手に入ったのでこれから丹波を始め田舎をびゅーんと探検できる！と胸躍らせて瞑想から帰って来たのだが、喜びもつかの間、なんと数日でちょっと不具合があって早速入院することになった。
車屋に出向かうと親父は悪びれもせずにあいかわらず「デートしろ」などとほざいているが、こちとらオコである。「そういう事は仕事してから言ってよね^^」とオコな笑顔で言ってきたが、どうなることやら。
調子はいいけど仕事はしっかりやるおっさんかと思っていたけど、ただのタヌキ親父なのかもしれない。ああ、関西の人のそういう読み取りやら駆け引きやらがよくわからない…(꒪ཀ꒪)
私がやり手キャバ嬢でないことが悔やまれる。
いざとなったら家のサトリ君やロマン君にギャングなふりして乗り込んでもらおう。誰か私にドスのきいた関西弁を教えて。
そういうわけで今は借り物の軽ちゃんに乗ってます。彼の帰りを待ちながら、これから近場の探検に出るしょぞんです！
