暑い夏、毎日毎日暑かった。でも好きだった。ずっとここに居てくれるかのようで、時には暑苦しくて鬱陶しく思ったりもしたけれど、好きだった。
私をこんなに暑くさせておいて、あなたは嘘みたいに去ってしまった。夏よ。
夏よ!
さみしいいいいいいい!!!!!
お盆を過ぎたあたりからとんと空気が冷たくなりまして、ここんとこ毎朝寂しくてポエマーしてます。
気づけば丹波に来てなんともう2ヶ月。あっという間という気もするし、だいぶ色濃い2ヶ月だったなあという気もしていて不思議だ。
なんたってほとんど労働していないんだもの。時間はたくさんあるのだけど、やることもやりたいことも結構あって、それなりに目まぐるしく、全然退屈なんかしているヒマがないのです。
ここに海はないのだけど
今となっては逆に東京でどうやって暮らしてこれたんだっけ?なんて思いながら、離れた友人知人のことを考えていたら、このブログでまだ私がどんな所に住んでいるのか、みんなにちゃんと見せていない!!!ということを思い出しました。ということでちょっと田舎紹介をします。
グーグル、丹波は京都ではなく、兵庫なんだよね?
私が今住んでいる丹波市は、本州のど真ん中、山を越えたらお隣は京都府です。地図のグレー色のところが街とか道なので、ご覧のように、ほぼ山と森だということがわかります。山と森と川行き放題、そんなカントリーサイドだよ。
オタキちゃんと天滝
移住したら山登りしたい。でも私は初心者だから慣れている人に出会えたらいいな、とか思っていたら、引っ越して一週間で出会えちゃった。滝の事となるとノロケが止まらない、アウトドアなオタキちゃんです。
オタキちゃんは2人の小さなキッズを持つママでいながら、滝を我が子か親のように愛でている滝ラバー。今は「すき!」を仕事にするべく登山ガイドの修行中。滝のことはもちろん、近隣の山の事もよく知っているし、何よりノロケる勢いでこれらのことを話してくれるので、聞いていてとても楽しい。
そんなオタキちゃんにこの夏連れて行ってもらったのが、彼女がとってもとっても大好きだという天滝。丹波から北西へ車で1時間ほどの養父(やぶ)市にある大きな滝です。
どこから見る天滝も違くて大好き!と興奮気味のオタキちゃんの言う通り、天滝は遠くから見ても壮大だけども、少し近づくとまた違って見えて、本当に大きな生き物みたいだ。なんて見入っていると、オタキちゃんはずいずいずいっと、どんどんどんどん、どんどん滝へ近づいてゆく。もう愛が止まらなくて滝にハグする勢いである。
ここが涼しくて最高!と案内してくれたのは滝の中。見上げる天滝は圧巻、壮大でありながら、目の前に降り注ぐ水の粒の一つ一つはキラキラと優しいんです。
恵の水のシャワー。
丹波周辺には蛇やら竜やらの昔話がたくさんあるのですが、滝にはやっぱりドラゴン感があるよね。この日の天滝はキラキラで細かなシャワーが涼しくて、ファルコンみたいなふわふわの白龍を想像してました私です。
オタキちゃんはというと、いつもいつも「この滝の始まりはどんなかな?」という想像をわくわくさせちゃうそうで、そのワクワクが沢登りを始めたきっかけだったそうな。
こんな風に滝へのラブを語ってしまうオタキちゃん、就職しても、結婚しても、親になっても、いくつになっても、「すき!」がある人は強くて魅力的だ。
滝の前でノロケるオタキちゃんは少女のようで、「すき!」が溢れるその愛の表現がこれまたいつも創造的でとても良いのです。
小学生みたいなわくわくな時間を一緒に過ごせるお友達ができて、とっても嬉しい。
暑すぎる間は山登りという訳にもいかなかったので、これからのアウトドアが楽しみ。そのへんでキャンプし放題だ。
都市の皆さん、これからうまいもん三昧の丹波へどうぞあそびに来てね!
今回は夏の思い出と近隣の良いとこをたくさん紹介したかったのですが、書いているうちに夏への未練が悪化してきました。
秋も冬もいいけどざ、やっぱり君が好きだった。寂しくて南半球に追いかけていきたい気持ちでいっぱいだ、夏よ。アデュー。
2019年8月30日
丹波へようこそ〜
おぉ〜さっそくオタキちゃんに会えるなんて
ラッキーですやん
これからも丹波を楽しんでね〜
2019年9月3日
はろー!ありがとうございます!
これからの丹波もたのしみにしてますよー!
オタキちゃんと出会えてラッキー日々です!
2019年8月30日
ナイスネーミング、ナイスイラスト
アリガトーウ!!
2019年9月3日
オタキちゃーん!今後ともご登場よろしくおねがいします☆