丹波から実家へ800キロドライブ

秋めいた空気にすっかり落ち込んだりしていたら急な夏日だったり、急な台風だったりと、日本列島どうしちゃったよーというのはみんなが感じていることですが、この夏各所で被害に遭われた方には深くお見舞い申し上げます。

色々と大変なことの多いこの島ですが、私個人的には全ての雨雲を回避しまして、今回は丹波から実家のある宮城へドライブするーという、またしてもひょんな旅をする機会に恵まれてました。

800kmってこんくらい

年の差40歳の長距離ドライブ

私の実家は宮城の仙台市にあるのですが、お盆期間中は激混みそして値上がり、そのため帰省を断念。そんな折、たまたまお手伝いしたお蕎麦やさんの「木琴」の店主のべんちゃんとお話ししていたら、こんな展開に。

なんと。聞けばべんちゃんは転勤族で、子供のころは東北をはじめ各地を転々としてきたそう。なので今だに「どこ出身?」という問いには戸惑ってしまうそうなのですが、東北はそれでも幼少期の記憶の詰まった土地ではあるのだとか。わたしは勝手ながらも、そういう点にもシンパシーを感じてしまったよ。
丹波で宮城にゆかりのある人との出会い。なんじゃこれ。

なんと。
こういうわけで、丹波−宮城の長距離ドライブに急遽便乗させてもらうことになったのでした。それにしても毎年車で800kmの移動をこなしているとは、驚愕のパワフル後期高齢者である、べんちゃん。年の差約40歳、こうして二人は旅に出ることになったのでした。

ちなみに角田はココ

新潟で、右折するだけ

出発の朝は、真っ暗な田舎道を鹿を何度か轢きそうになりながら走り4:30集合、べんちゃんの愛車「サスケ」くんに乗り換えてビューンと北を目指します。

日本海側を通ってひたすらまっすぐ新潟まで。あとは会津方面へ右へ曲がるだけで東北入りです。なんとも雑な説明だけど、改めて地図をご覧くださいよ。本当にそうなんだから。

ほらね

時間はかかるけど思った以上に簡単で、イメージの中での関西−東北がぎゅっと近くなった気がしました。こうやって動いてみると、私は恥ずかしいくらいに日本のことを知らないよ!うえーん!

高齢者&へっぽこドライバーの名コンビなので安全第一を考慮して、こまめに休憩しながら約半日。福島県の会津で一度ラーメンを食べたり磐梯山を眺めたりと小観光して、目的地に着いたのは日がどっぷり暮れてからでした。とりあえず、車をおりても丹波の風景と一切かわらないので、本当に東北に着いたのかは実感できず。

磐梯山。山が大きいという以外は近所と変わらない風景

また知らない人ん家に急にお泊まり

真っ暗な中、べんちゃんのお家の空気の入れ換えだけを済ませて、そのまま向かったのはご近所のレストラン「入の坊」。べんちゃんのお友達だという「おんちゃん」がご馳走を用意して待っていてくれた。

おんちゃん(東北の人は「おっちゃん」のことを「おんちゃん」と言います。もしくは「おんつぁん」)のぶっきらぼうは宮城弁を聞いて、ああ、宮城に来たんだなとやっと理解。
「んで?あんだは?どごの人なのっしゃ?」とおんちゃん。私は私で「宮城の出身」ではあるんだけど、もはやそうとも言えないほど東北を離れて暮らしているので、一連の流れをざっくり話してみるけど、伝わったどうかは分からない。多分伝わってないけど「Where are you from?」なんて、いつも話の糸口にすぎないのだからこれでいいんだっちゃ。
そこから宴も酔いも深まり、いよいよおんちゃんの言っていることが聞き取れなくなったあたりで、お母さんの一喝。

出会って間もない人に800km便乗させてもらうばかりか、今出会ったばかりの人ん家に泊めてもらうという、いつもの事とは言えありがたすぎるご縁です。冗談のつもりだったのに、年々野良猫感が板につきすぎててこわい。

宮城県角田市にお立ち寄りの際は、げんきなおんちゃんの手料理を食べにいってみてね、入の坊へ!と言うわけで年の差40歳の長距離デート、最後は出会ったばかりの人のお家でふかふかのお布団で爆睡した1日目でした。

土下座もんのありがたいお布団
宮城県生まれ南仏育ちのイラストレーター|デザイナー

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